第9回「橫丁・小径/ガード下学会」三ノ輪遊歩

第9回「橫丁・小径学会」三ノ輪遊歩
開催日:11月23日(土・祝)
ナビゲーター:小林一郎
集合場所:JR常磐線線「南千住駅」西口改札口前

集合時間:午後2時
内容:

三ノ輪のラビリンスを遊歩しました。

 

第8回「横丁・小径/ガード下学会」四ッ谷荒木町遊歩

開催日:9月21日(土)
ナビゲーター:望月七郎
集合場所:東京メトロ丸の内線「四谷三丁目駅」改札口前4番出口付近
  時間:午後3時
内容:
江戸切り絵図を見ると、「四谷荒木町」は全勝寺の門前町として拓けています。現在の新宿通りから入る杉大門通りがその名残です。

この全勝寺の西側を占めていたのが美濃国高須藩(藩主・松平義行[摂津守]、会津藩悲劇の殿様松平容保の生まれ故郷)。

明治維新後、寺院仏閣への徴税、幕府の解体と藩制度の解体によって土地が解体されるという過程を経ています。

この高須藩の敷地内もご多分にもれず、回遊式の大名庭園となっており、それが明治維新以降、庶民に開放されるエリアとなっていきました。

もともとが神社仏閣への寺町、それに大名庭園の開放。さらに、その大名庭園を覗くと、池があり、滝がある――という、三題噺そのもので、これはままさに景勝地。池、滝、とくれば料亭。料亭とくれば綺麗どころ。という都内で指折りの景勝の観光地となったのは新宿の十二社(じゅうにそう)と同様。それからは、青線、飲み屋街というのは新宿のゴールデン街と同じ道筋。

窪地と池、段々坂を巡りながら「荒木町」路地裏ラビリンスを望月さんの案内で遊歩しました。

 

第7回「橫丁・小径/ガード下学会」月島遊歩

「横丁・小径学会」月島遊歩

開催日:7月13日(土)

ナビゲーター:散策家・志歌寿ケイト
集合場所:東京メトロ有楽町線・月島駅改札前
  時間:午後3時

 

 

行程:佃島の路地と船だまり—佃天台地蔵尊(路地の中の地蔵堂)―新佃島東町の段差路地―東仲通り界隈―西仲通り商店街界隈
内容:月島地区は明治以降に埋め立てられて街ができたにもかかわらず、横丁と路地のある江戸のような町割りをしています。また佃島は江戸時代からの漁師町で、狭い路地と船だまりがあるのんびりとした風景が人気です。現役バリバリの生活路地が100本以上残る月島・佃島の中から、志歌寿ケイトさんおすすめの路地を案内してもらいました。

 

第6回「横丁・小径/ガード下学会」おかず横丁遊歩

ナビゲーター:小林一郎

開催日:5月25日(土)

集合:JR「浅草橋駅」東口改札前

    午後2時

内容:浅草橋御門の遺構、柳橋、浅草橋のガード下(日本一のキャンティレバー)、おかず橫丁、佐竹商店街(佐竹藩・藩邸跡)、噺家横丁、最後の同潤会・上野下アパート。

第5回「橫丁・小径/ガード下学会」中野遊歩

ナビゲーター:内海陽子

開催日:39日(土)

集合場所:JR「中野駅」北口改札前

  時間:午後2

行程:中野駅北口 → 中野区役所(犬・鳩)→ 四季の森公園・中野セントラルパーク(陸軍電信隊本部・陸軍中野学校・警察大学校跡)→ 平和の森公園手前(豊多摩監獄)→ 新井薬師近辺(新井三業地)→ 中野ブロードウェイ(地下1階:アジアの市場的空間、2階、3階:おたく文化、なつかし漫画・おもちゃ、4階:精神世界)→ 飲み屋街(サンモール商店街東側)

 

中野遊歩資料
中野は関東大震災後に東京の東側から人が移り住んで住宅化が進むと同時に、
帝国主義日本が思想統制を厳しくして戦争に突き進んでいくなかで、東京の周縁に位置する中野に監獄や軍の(迷惑?)施設がつくられ、人々の精神・思想の更正(監獄)、精神訓練(中野学校)の舞台となり、
鳩も平和のシンボルにならず戦争用に訓練(電信隊)、中野近辺に住む作家の方々も、近所の監獄に収監。という近現代の記憶をたどることができれば。
中野遊歩資料2.pdf
PDFファイル 2.6 MB

第4回「横丁・小径/ガード下学会」三田遊歩

23区内の商店街をすべて歩いて踏破した志歌寿氏が三田を案内してくれました。

「『東京市及接続郡部地籍地図』で歩く芝の小径」

ナビゲーター:志歌寿ケイト

日時 1月26日(土) 14時~

集合場所 JR山手線 田町駅改札前

大正元年発行の"東京市及接続郡部地籍地図"をもとに、現在の芝地域(芝一丁目から五丁目あたり)。明治大正期からある数々の街路、元大名屋敷地にして元種苗場・競馬場の三田四國町の生活通路、ないようである水路の痕跡など、「小径」を中心に遊歩。

(東京市及接続郡部地籍地図は国会図書館サイトで無料公開されています)

 

「三田遊歩」ではじめて慶応義塾大学へ

寺本敏子

東京住まいもはや30数年、やっとというか、いまさらというかは別にして、はじめて慶應義塾大学三田キャンパスへ。

実をいうと慶応義塾、今回のコースには入っていませんでした。

が、無理矢理行ってしまいました。コーディネイターの志歌寿氏は諦め顔、いつものことと言えばいつものことです。お陰でしっかり見学して参りました。

三田の路地は、昔のままの町割りがよく整備されていて心地よかったです。近年は2〜3軒くらいあつまると、一気に更地にして、そこに大きなマンションが建ち、町の顔がガラリと変わってしまう再計画がほとんどです。きれいで便利なのでしょうが、人の気配が希薄になるような気がして、息苦しく感じるのは私だけでしょうか?

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